MlioLight: 懐中電灯型デバイスを用いた多層プロジェクションマッピングシステム

MlioLight(エムリオライト)は懐中電灯を「かざす」だけで隠れた映像を自然に重畳表示できるインタラクティブなプロジェクションマッピングシステムです。

懐中電灯

懐中電灯は最も身近な携帯用の照明器具です。照らしたいところに「ただ向けるだけ」で、暗闇に隠れた世界を明るく照らし出してくれます。MlioLight(エムリオライト)は、この「懐中電灯のメタファ」を取り入れ、さらに進化させた新しくて楽しいインタラクティブプロジェクションマッピングシステムです。

「照らす」だけ

エムリオライトは、プロジェクタから映像が投影されたあらゆる実世界オブジェクトに対し、「懐中電灯をかざすだけ」で隠された映像を映し出す(照らし出す)ことができます。操作方法は懐中電灯を気になるところに向けるだけ。難しいボタン操作は一切必要ないため、子供からお年寄りまで特別な操作説明が全くなくても使うことが可能です。

多人数だともっと楽しい

友達と一緒に探検しているとき、探し物をしているときなど、複数の懐中電灯で同じ場所を照らした時「懐中電灯の光同士が重なり合う」ことがあります。何気なく起こる「光の重なり」現象ですが、「異なる人々の興味が一か所に重なった瞬間」と考えると楽しいですよね。そこでエムリオライトでは、この「光の重なり」に着目し、世界で初めて特別な意味を持たせました。

普通の懐中電灯では、複数の懐中電灯光が重なり合った場合、重なり合った光同士は互いに混ざり合い一つの明るい光になってしまいます。しかしエムリオライトでは、この光の混ざり合いをテクノロジーを駆使して「あえて避け」、それぞれの光を分けて捉えることにしました。これにより、「どの光がどの光と重なり合ったか」、「どのように重なり合ったか」に特別な意味を与え、今までにない映像を映し出すことを可能にしました。

マルチレイヤ―(多階層)情報提示

エムリオライトでは、複数の懐中電灯光を一つの光に混ぜ合わせず、それぞれの光を分けて検出することができます。さらに、それらの光を階層的にとらえ、階層的な情報を表示させることも可能にしました。

懐中電灯にも個性を

エムリオライトは、懐中電灯の識別機能を持っています。これにより、懐中電灯毎に異なる映像を映し出すことが可能です。また、特定の懐中電灯同士の重なりを検出し、特別な映像を出すことも可能になりました。

壁でも、立体でも、空間でも

エムリオライトは様々なプロジェクションマッピング環境を楽しいインタラクティブコンテンツにしてしまいます。従来のプロジェクタ・平面スクリーンを用いた手軽な投影環境にも、プロジェクタを複数台用い立体的な構造物に対してプロジェクションマッピングした環境下にも、さらに部屋の壁・天井・床全てに映像を投影可能なプロジェクションマッピング空間にも適用可能です。

壁を使った手軽な投影コンテンツにも

高輝度なプロジェクタが安価になり、プロジェクタ1台と平面スクリーンから成るプロジェクション環境を構築することが手軽にできるようになってきました。エムリオライトでは、家庭でも構築可能な平面スクリーン上での、懐中電灯を「かざす」だけで楽しめる様々なインタラクティブなコンテンツを実現可能です。

立体的なプロジェクションマッピングにも

近年では、複数台のプロジェクタを用いて立体的な構造物に対する全周囲プロジェクションマッピングが行われるようになってきました。エムリオライトでは、懐中電灯を用いて、このようなプロジェクションマッピング環境を楽しくインタラクティブなコンテンツに変えてしまうことが可能です。

大規模なプロジェクションマッピング空間にも

エムリオライトでは、壁・天井・床全てがプロジェクションマッピングされたプロジェクションマッピング空間も楽しいインタラクティブコンテンツにしてしまいます。懐中電灯を片手に友達と真っ暗なお化け屋敷を探検する体験や、ライト同士を重なり合わせることで空間に隠された情報が浮かび上がる「謎解き」体験など、今までにない大規模なエンタテインメント体験を演出することも可能です。

楽しいアプリケーション・コンテンツ

  

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